雪ノ下一丁目

大河ドラマ「北条時宗」レビュー/ストップ!実時くん連載中

2023-01-01から1年間の記事一覧

ストップ!実時くん第四話「経時の初出仕」

第4話から「ストップ!ひばりくん」のシーンやキャラクターをモチーフにしたオリジナル展開になってます。絵もなるべく原作に近づけて描きたいのですが、描いてる人の技量不足でイマイチな絵柄になってしまうことをご了承ください。(特に実時くんが可愛くな…

ストップ!実時くん第三話「小悪魔?実時くん」

ストップ!実時くん第二話「実泰の憂鬱」

実泰は興奮するとお腹を刺しちゃう癖がある(明月記)

ストップ!実時くん第一話「男の子?女の子?」

プロローグ 大河ドラマ「北条時宗」が放送していた頃、某掲示板で「実時はきょうだいが女ばかりという『ストップ!ひばりくん』のような環境で育っているから、女装男子である可能性がある、そのため大河ドラマの実時の配役がピーター(池畑慎之介)になった…

【総評】大河ドラマ「北条時宗」

※長文です。書いた人の鎌倉幕府観が古いかもしれませんが見逃してください。後半ぼくのかんがえたさいきょうのときすけの話になってます。 「北条時宗」のテーマ 大河ドラマ「北条時宗」は、「蒙古襲来と兄弟の対立がテーマ」だと脚本家はインタビューで答え…

時輔所感

※時輔に対して当たりきついので、時輔好きな方は閲覧を控えてください 大河ドラマ北条時宗における裏主人公とも言うべき北条時輔。その境遇に加え、渡部篤郎の醸し出す陰のある色気で人気あるのも分からなくはないけど、ちょっと私には時輔の思考回路が理解…

#49 永遠の旅

時宗は日本と蒙古双方の戦没者を供養するため円覚寺を建立後、政から退く。祝子は死にゆく時宗のために尽力。病床に泰盛と頼綱を呼び寄せる。泣いてどこまでもお供するという頼綱。病を隠し己の使命を果たした時宗を泰盛は真の鎌倉武士と称賛し、頼綱ととも…

#48 運命の嵐

合流した蒙古軍の船団が平戸沖に姿を現した。時宗が差し向かわせた服部が率いる悪党たちが宗政らの加勢に加わる。そこへ時輔が来て、嵐が来る前に蒙古兵を日本に上陸させよと言うが当然宗政に追い返される。さらに時輔は蒙古船団の大将にも同じ勧告をして捕…

#47 弘安の役

東路軍四万、江南軍十万の蒙古軍が日本に迫ってきた。時宗はこの戦に必ず勝ち、誇りを持って国を開こうと考えていた。時宗に国を開くことを教えた時輔は趙良弼と再会し、蒙古の国づくりのやり方は新しい時代へ扉を開くと教えられ、日本へ帰り幕府という大き…

#46 クビライを討て!

謝国明は九州御家人に協力し石の砦を築き上げた。そして運命の弘安四年。日蓮や無学祖元が予言するように、この年に蒙古との戦が必ず起こると思い定めた時宗は、宗政に初めて不安を吐露する。宗政は時宗の代わりに自分が石の砦に立って兵を率い必ず勝利する…

#45我が祖国

弘安二年、南宋を滅ぼした蒙古はまたも使者を全員宋人にして日本に送る。同じ宋人である謝国明は使者の身柄を預かり鎌倉へ向かう。断固処断する方針の時宗とそれを強硬に支持する頼綱に、今回は慎重に対処して時間を稼ぎその間に御家人の結束を高めようと意…

#44 妻のなみだ

御家人と北条一門の絆を深め御内人の頼綱を遠ざけるため、顕時に娘の滝子を嫁がせようとする泰盛に、娘を政治の道具にしたくない梨子は滝子を連れて涼子の住む最明寺に逃げる。夜中頼綱は梨子を訪れ、顕時と滝子の縁組を止めるよう迫る。その後頼綱と部屋を…

#43 幕府分裂

明寿丸と喧嘩して雪の中家出をした幸寿丸を探していた祝子が流産してしまう。幸寿丸と乳母夫頼綱の絆を見せつけられ焦った泰盛は、頼綱から引き離すべく幸寿丸を元服させ自らが烏帽子親になり安達の力を示そうと考え、烏帽子持参の役を依頼し義宗を味方に引…

#42 いのち尽きるとも

時輔は、執権職や鎌倉が時宗を鬼にしたなら鎌倉ごと倒すと決意し蒙古に旅立つ。桐子も足利家を去る。自身の余命を知り祝子の懐妊を素直に喜べない時宗に、同じように己の寿命を悟った実時が隠居を申し出、石塁の設計案を泰盛に託して六浦に去る。時宗は早速…

#41 斬るべからず

国を率いる立場にいる時宗の苦しみを知った桐子は、時輔が執権ならば戦はなくても蒙古に飲み込まれていたかも、どちらかが正しいわけではないと考えるようになる。鎌倉に着いた時輔は使節との面会を申し入れ、実時は兄弟が和解するか決裂するかで国の命運が…

#40 消えた使節団

杜世忠ら蒙古の使節が送られてきた少弐の館に民が乱入し乱闘騒ぎになる。時輔は杜世忠らを匿い、直接時宗と話し合えば分かり合え戦を避けて国を開けると思いつき、鎌倉に連れて行く。高麗出兵の策の真意を事前に知らされず時宗に疑心を深める泰盛に、実時は…

#39 ねらわれた姫君

泰盛らは高麗出兵に反対するが、時宗は頼綱を侍所所司に任じてその準備を任せ、動員可能な兵数を調べよとの下知を鎮西奉行に出す。桔梗は泰氏落胤の桐子に目をつけ、足利家に迎えるために博多へ赴く。時輔に恨みだけでは何も変わらんと言われ逆上した桔梗は…

#38 攻めか守りか

時宗は七日後の寄合で今後の蒙古対策を出すよう寄合衆に申し渡す。実時は鎌倉に戻り、時輔と時宗を再び会わせることに尽力すると言う。恩赦を受けた桔梗は足利家へ戻り、泰氏の隠し子を探し始める。時輔は博多を復興させるために蒙古と貿易をして交流を持て…

#37 謎の撤兵

蒙古は撤退したが勝ち戦と言えるのかと戦った武士たちは誰もが怪しんでいた。宗政は日本側が劣勢でなぜ蒙古が撤退したか分からないと時宗に告白する。それでも恩賞を求める御家人らが鎌倉に押し寄せる。実時は時輔を探し当て、異国で得た広い視野で時宗を導…

#36 蒙古襲来3 博多炎上

時輔は蒙古に松浦を攻め博多攻略の拠点にせよと進言したのは自分だと泣いて詫びるが房は時輔を斬らずに松浦を去る。悪党と化した服部に戦をやめ執権を降りよと迫られた時宗は、戦を始めた責任は他の者に背負わせないと言う。今津の浜で迎え討つ日本軍は従来…

#35 蒙古襲来2 奮戦!水軍城

対馬、壱岐陥落を聞き駆けつけた九州御家人や宗政らが博多に集結。各所にそれぞれ布陣する。時宗は、博多が破れる時は鎌倉武士の世が破れる時、なんとしても守れと鼓舞。義宗は逃した時輔が蒙古と共に復讐に来るのではと時宗に詫びる。亀山天皇は異国調伏の…

#34蒙古襲来1 九百隻の大船団

蒙古の大船団が対馬を一晩で陥したという知らせを受けた時宗は宗政を博多へ下向させるが、万が一博多が落ちた時は民を守るために自分の首を蒙古軍に引き渡すよう泰盛に告げる。時宗が死ねば鎌倉、ひいてはこの国は守れないと反対する泰盛に、たとえ鎌倉が滅…

#33蒙古襲来前夜

蒙古は巨大な蒙古高麗連合軍を編成。時輔は内通者としてその中にいたが、戦を長引かせ犠牲者を増やさぬための苦渋の決断だった。博多に下向した頼綱は不機嫌を隠さず少弐らを鼻白ませる。文永11年10月5日ついに蒙古の大船団が対馬に現れる 前半の総集編ぽい

#32 いざ博多へ!

鎌倉に下向してきた菊池武房と竹崎季長の要請を受け、時宗は徳政の下知を出す。また恩赦を出した日蓮に異国降伏の祈祷を依頼するが拒絶される。さらに祥子を斬り日蓮を暴行しようとした汚名を注げと頼綱に九州に下向を命じる。時宗に捨てられたと荒れる頼綱…

#31 出撃命令

蒙古は襄陽、三別抄を陥落させいよいよ日本に迫る。鎮西奉行の少弐景季らの元には蒙古への不安を訴える九州御家人が殺到していた。鎌倉では政村の死を受けて、長時の弟の義政を連署、時広を引付頭人に起用。義政に兄の死の真相を糺された時宗は、自分の暗殺…

#30 長老死す

時宗は時輔の真意も察せず討ったことを激しく後悔する。政村はそんな時宗を見限り、娘婿の宗政を執権に据えようとして泰盛と実時に咎められ、また仮病を装う。見舞いに来た3人の娘に、傍流の政村流が隆盛を築いたのは有力者と縁組を重ねたおかげだと語る政村…

#29 さらば兄上

北方の軍勢を相手に時輔は奮戦するが、とうとう義宗に追い詰められ邸に火がかけられる。趙良弼は、時輔が討たれ返書が絶望的となったことに怒り帰国。義宗は時輔の遺髪を時宗に献上する。時宗は京の宗尊らを出家させ、祥子と時輔の子は下野に戻すと即座に採…

#28 あの兄を討て!

時章は、得宗家を倒すことが目的では民は従わず国をまとめ異国に対峙できないとして戦を回避しようとするが時遅く、教時は名越の邸に攻め込んできた宗政、顕時に応戦して討死。持仏堂に籠った時章は、名越は謀叛に滅びるにあらずと言い置き頼綱の目の前で自…

#27ご謀叛許さず

昨年暮れ誕生した時宗の嫡男は幸寿丸と名付けられ、頼綱が乳母夫となる。北方に赴任した義宗は、宗尊と足利、名越の怪しい動きを鎌倉へ知らせるが、その間時輔は京におらず博多で朝廷の使者として趙良弼に密会。日本に派兵しないなら弟の執権を説得し、天皇…

#25最後通告

祝子が時宗の第一子を懐妊。頼綱は、同じ頃身籠った禎子を時宗の子の乳母にしようと企む。祥子もまた子を授かり、時輔は生まれた子が大きくなった頃には日本は国を開いて大陸と交流しているだろうと祥子に夢を語る。文永八年、蒙古の使者の宋人趙良弼は、三…