雪ノ下一丁目

大河ドラマ「北条時宗」レビュー/ストップ!実時くん連載中

#25最後通告

祝子が時宗の第一子を懐妊。頼綱は、同じ頃身籠った禎子を時宗の子の乳母にしようと企む。祥子もまた子を授かり、時輔は生まれた子が大きくなった頃には日本は国を開いて大陸と交流しているだろうと祥子に夢を語る。文永八年、蒙古の使者の宋人趙良弼は、三度目の国書を渡して派兵をちらつかせ二ヶ月での返書を要求。対等な国交という第三の道を拒絶されたと受け取った時宗は、西国に所領のある御家人に領地に下向して蒙古に備えるよう下知を出す。九州に多く所領を持つ名越兄弟は反発。また日蓮も、戦をしようとする時宗は時頼と同じく地獄に落ちると批判。父を貶められた時宗は初めて怒りをあらわにして頼綱に日蓮の処刑を命じるが、日蓮を斬れば時頼が地獄に堕ちたことを認めることになると涼子に諭され、祝子懐妊の恩赦として減刑佐渡流罪とする(龍ノ口の法難)。時輔は、時宗が無理をして戦を始めようとしていることを心配し、自分の今の想いを伝えるべく鎌倉へ下向する。