雪ノ下一丁目

大河ドラマ「北条時宗」レビュー/ストップ!実時くん連載中

#41 斬るべからず

国を率いる立場にいる時宗の苦しみを知った桐子は、時輔が執権ならば戦はなくても蒙古に飲み込まれていたかも、どちらかが正しいわけではないと考えるようになる。鎌倉に着いた時輔は使節との面会を申し入れ、実時は兄弟が和解するか決裂するかで国の命運が決まると考え仲介する。四年ぶりに再会した時輔と時宗はお互いを思いやるが、時宗はあくまで幕府執権として使節と面会し、蒙古への降伏を促す杜世忠に戦への償いなくして和睦などありえないと断じる。時輔はわしのように恨みは捨てよ、人として相対せよと抗弁するが、時宗はこれは兄弟の話ではない、国の話だと切り捨てて杜世忠ら5人を斬首に処す。絶望した時輔は、祝子の計らいで時宗が預かる我が子明寿丸に会うと、この子の世代に引き継げる国にするために、蒙古に渡ってこの国を外から変えるしかないと決意する。祝子が二人目の子を懐妊した頃、体の不調を感じていた時宗は無学祖元に余命を宣告される

時輔「わしは其方を憎んだ、わしだけでなく祥子をも手にかけた(中略)じゃが一切の恨みは飲み込んだ、恨みぶつけては(中略)前に進むのじゃときむ」時宗「兄上、兄弟のことと国のことは別じゃ」ビシィ

言ってやった言ってやったw時輔涙目w時宗はついに個を超えたスーパー執権殿に進化した!感動した!