雪ノ下一丁目

大河ドラマ「北条時宗」レビュー/ストップ!実時くん連載中

2023-10-30から1日間の記事一覧

時輔所感

※時輔に対して当たりきついので、時輔好きな方は閲覧を控えてください 大河ドラマ北条時宗における裏主人公とも言うべき北条時輔。その境遇に加え、渡部篤郎の醸し出す陰のある色気で人気あるのも分からなくはないけど、ちょっと私には時輔の思考回路が理解…

#49 永遠の旅

時宗は日本と蒙古双方の戦没者を供養するため円覚寺を建立後、政から退く。祝子は死にゆく時宗のために尽力。病床に泰盛と頼綱を呼び寄せる。泣いてどこまでもお供するという頼綱。病を隠し己の使命を果たした時宗を泰盛は真の鎌倉武士と称賛し、頼綱ととも…

#48 運命の嵐

合流した蒙古軍の船団が平戸沖に姿を現した。時宗が差し向かわせた服部が率いる悪党たちが宗政らの加勢に加わる。そこへ時輔が来て、嵐が来る前に蒙古兵を日本に上陸させよと言うが当然宗政に追い返される。さらに時輔は蒙古船団の大将にも同じ勧告をして捕…

#47 弘安の役

東路軍四万、江南軍十万の蒙古軍が日本に迫ってきた。時宗はこの戦に必ず勝ち、誇りを持って国を開こうと考えていた。時宗に国を開くことを教えた時輔は趙良弼と再会し、蒙古の国づくりのやり方は新しい時代へ扉を開くと教えられ、日本へ帰り幕府という大き…

#46 クビライを討て!

謝国明は九州御家人に協力し石の砦を築き上げた。そして運命の弘安四年。日蓮や無学祖元が予言するように、この年に蒙古との戦が必ず起こると思い定めた時宗は、宗政に初めて不安を吐露する。宗政は時宗の代わりに自分が石の砦に立って兵を率い必ず勝利する…

#45我が祖国

弘安二年、南宋を滅ぼした蒙古はまたも使者を全員宋人にして日本に送る。同じ宋人である謝国明は使者の身柄を預かり鎌倉へ向かう。断固処断する方針の時宗とそれを強硬に支持する頼綱に、今回は慎重に対処して時間を稼ぎその間に御家人の結束を高めようと意…

#44 妻のなみだ

御家人と北条一門の絆を深め御内人の頼綱を遠ざけるため、顕時に娘の滝子を嫁がせようとする泰盛に、娘を政治の道具にしたくない梨子は滝子を連れて涼子の住む最明寺に逃げる。夜中頼綱は梨子を訪れ、顕時と滝子の縁組を止めるよう迫る。その後頼綱と部屋を…

#43 幕府分裂

明寿丸と喧嘩して雪の中家出をした幸寿丸を探していた祝子が流産してしまう。幸寿丸と乳母夫頼綱の絆を見せつけられ焦った泰盛は、頼綱から引き離すべく幸寿丸を元服させ自らが烏帽子親になり安達の力を示そうと考え、烏帽子持参の役を依頼し義宗を味方に引…

#42 いのち尽きるとも

時輔は、執権職や鎌倉が時宗を鬼にしたなら鎌倉ごと倒すと決意し蒙古に旅立つ。桐子も足利家を去る。自身の余命を知り祝子の懐妊を素直に喜べない時宗に、同じように己の寿命を悟った実時が隠居を申し出、石塁の設計案を泰盛に託して六浦に去る。時宗は早速…