鎌倉に下向してきた菊池武房と竹崎季長の要請を受け、時宗は徳政の下知を出す。また恩赦を出した日蓮に異国降伏の祈祷を依頼するが拒絶される。さらに祥子を斬り日蓮を暴行しようとした汚名を注げと頼綱に九州に下向を命じる。時宗に捨てられたと荒れる頼綱の尻を叩く禎子。高麗・金浦の軍船建造を視察する趙良弼の元に詫びに訪れた時輔は、戦さを長引かせぬよう知恵を貸せと言われ蒙古軍侵攻の手助けをするはめに。クビライは大元を一つの国にする夢のため、日本を攻める意思を固めていた。時宗は祝子に、戦を望まないわし自身が戦を招いている、愚かじゃな、と言い涙をこぼす
頼綱三選