雪ノ下一丁目

大河ドラマ「北条時宗」レビュー/ストップ!実時くん連載中

#20十八歳の執権

時輔が持ち帰った国書を見て危機感を募らせた基平は、この非常時に古い秩序は無用と時輔を朝廷の評議に召し意見を述べさせようとするが、無位無冠では相手にもされず、基平の返書せずとの主張も通らない。時宗が執権となった後の鎌倉を操り基平と共に天下を臨む野心を持った時輔は、基平に式部氶の官職を要求し朝廷での地位をも得ようとする。時輔任官の知らせを受け、泰盛と実時は事なかれ主義の政村が執権では朝廷に舐められると時宗の執権を推す。政村は、時宗に時輔の任官を阻止させることを条件で執権を降りる。時宗は母涼子にも認められ、ついに執権に就任する

執権就任の晴れ姿を見て目を潤ませたりする頼綱だが、日蓮にお前には真がないとか言われたり、泰盛に時宗に取り入って何企んでる?とか言われるとついつい凶暴になってしまう。本当は後ろ暗い過去と訣別して真人間になって時宗に尽くしたいだけの健気な男なのに