雪ノ下一丁目

大河ドラマ「北条時宗」レビュー/ストップ!実時くん連載中

#19戦か属国か

蒙古との国力の違いを地図で示し戰をすべきでないと進言する謝国明だったが、評定衆は「兵を用いる」という語に反発して戦も辞さない空気になる。時宗は戦でも属国でもない第三の道の模索を主張。政村が病と称しその場に倒れ評定はお流れとなるが、実時と泰盛はそれぞれの思惑で国書に返書しないことで意見一致。そこへ時輔が鎌倉に到着。政村の仮病を見抜き、労わるフリをして国書は朝廷に任せ、時宗に執権を譲るよう勧告。時宗は自分が執権になることを認めた時輔に、許してくれたのか、共に蒙古と戦ってくれるのかと問うと、時輔は相変わらずぬるい奴と突き放す

時宗はまだ汚れなき真っ直ぐな男に描かれていて、リアタイ時はもどかしいっつーかもっとキレキレで冷酷な時宗が見たかったんだけど、無能というわけではないし、誠実なところはブレないようなので、これはこれでアリな解釈なのかも…?と再視聴で思うようになった。時輔は切れ者というよりも、人の痛いところを突いて屈服させるやり方をよく使ったり、人に対する態度(特に対時茂)も舐めプでちょっと感じ悪いんだよなあ。これも陰謀に巻き込まれた挙句父親に命を狙われたせいで性格捻じ曲がってしまったからなのだろうが…

そういや教時は、桔梗に言われたこと(国書は得宗家の陰謀)全て忘れて国書にイキリ立っててわろた