雪ノ下一丁目

大河ドラマ「北条時宗」レビュー/ストップ!実時くん連載中

#14 兄の追放

時宗の決断を聞いた政村は、時輔をいっそあの世に追放するよう忠告したが、実時は閑職の六波羅探題南方への赴任を提案する。一方の時輔は、反時宗の宗尊に近侍し足利とつるむようになる。政村が宗尊に時宗の執権就任と時輔の南方赴任を申請すると、宗尊は兄を追放した者が執権に収まることに難色を示す。政村はそれを口実に時宗に執権辞退を迫る。時宗は時輔と会い、時頼の遺言は果たさない(時輔を殺さない)からその恨みがとけ、幼い日のように信じ合える日が来るまで六波羅へ行くよう願う。そして時宗は執権ではなく連署となり、政村が念願の執権就任を果たす。

感想

・政村は自分が執権に就けるよう屁理屈をこねまわすのだが、ついに念願を果たして「母上、政村はやりましたぞ、とうとうやりました」と感慨深げに呟く場面はとても泣ける

松下禅尼に「南方に赴任は男として死ぬほど辛い屈辱」などと言われるなど、六波羅探題南方の貶められ方がすごくて逆に笑ってしまう

 

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