雪ノ下一丁目

大河ドラマ「北条時宗」レビュー/ストップ!実時くん連載中

#16将軍すげかえ

文永三年、御息所は姫を出産するも産所の宗政邸の不手際で病になったと時宗名越時章らに因縁をつけられる。これは得宗家転覆を図る桔梗の策略だと足利泰氏に知らされた時輔は時宗にそれを伝え、執権政村は逆に宗尊将軍更迭と名越の勢力を削ぐため引付の廃止を決める。時宗は時輔に、宗尊父の後嵯峨上皇が宗尊更迭を認めるよう説得を依頼。時輔は北条の支持により即位した弱みにつけこみ後嵯峨を屈服させる。関白近衛基平は時輔の有能さを買い、京より天下を動かさんかと誘う。時宗は外堀を埋めつつも誠意を尽くして宗尊と向き合い、将軍辞任を認めさせる

みどころ

宗尊親王更迭を巡る兄弟の連携プレー回だが、時輔が脅迫、時宗が誠意というやり方の違いも際立つ。足利泰氏京都大番役に返り咲いて上京したと言っていたが、別に御家人の義務であって名誉ある職というわけでは…そして引付が言葉としてやっと出てきたけど最後までどんな機関かわからずじまいだった